読了本【2018.10】
10月はわりとさくさく読めた。読書習慣が復活してきてる感がある。
◯山内マリコ『かわいい結婚』
山内マリコ『かわいい結婚』読了。表題作含む3つの短編を収録。
— yuko@読書 (@book_yuko) 2018年10月2日
タイトルに騙されてはいけない。これは結婚を含む女の生き方に関する生々しいまでの現実を映した物語だから。それでもなお、女で良かったと思う。
個人的には2つ目の『悪夢じゃなかった?』が、結末含めて好きです。 pic.twitter.com/cCoKJbouPX
これほんと婚活女子・結婚したい女子には痛いくらい響くんじゃないかな。結婚とか女として生きるとかそう簡単じゃないよなって思わされる。けどその一方で、結婚って・女ってやっぱりいいよな、って前向きにもさせてくれる。
◯印南敦史『遅読家のための読書術』、西岡壱誠『東大読書』
遅読家のための読書術――情報洪水でも疲れない「フロー・リーディング」の習慣
- 作者: 印南敦史
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2016/02/26
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- この商品を含むブログ (3件) を見る
この2冊は別記事で紹介したので割愛。
角田光代『対岸の彼女』読了。7年ぶりの再読。二人の30代女性の友情と、それぞれの生き方を描いた物語。
— yuko@読書 (@book_yuko) 2018年10月12日
ひとりぼっちは怖いけど、分かり合うのも難しい。
歳を重ね、様々な人に出会い、別れ、また歩いていく。初読時から時が経ったからこそ、その意味がより深く理解できる。 pic.twitter.com/uCqcDOAjY5
女同士って難しいよね。日々痛感してる。友人との距離感に悩む女子に読んで欲しい。
◯原田マハ『本日は、お日柄もよく』
原田マハ『本日は、お日柄もよく』読了。
— yuko@読書 (@book_yuko) 2018年10月23日
普通のOL・こと葉が、とあるきっかけからスピーチライターを目指す物語。
平凡な会社員生活から急に政治という全く違う世界に踏み込むことになり、翻弄されつつも奮闘すること葉の姿に鼓舞された。こんな風に全然違う仕事してみてもいいな、なんて思ったり。 pic.twitter.com/tr3bakoi7D
魅力的なスピーチができる人って憧れる。この本で初めてスピーチライターという仕事を知った。ニュースで首相演説とか見ると、「このスピーチ原稿もライターさんが魂込めて書いたんだろうな」なんて思うようになった。
◯三宅隆太『スクリプトドクターの脚本教室・初級篇』
『スクリプトドクターの脚本教室・初級編』読了。
— yuko@読書 (@book_yuko) 2018年10月25日
脚本を書きたい人向けの指南書。面白い脚本を書くための基本のノウハウや考え方が詰まった一冊。
小説を書くのにも生かせそうなので、いつかそんな時が来た時には参考にしたい。 pic.twitter.com/CMeGicLEZ6
小説が書きたくて買った本。面白い脚本の大まかな流れのセオリーとか、物語の骨子の組み立て方とか、こういうことはやっちゃダメとか、いろいろ参考になった。中級篇以上もあるようなので、おいおい読みたい。
◯柚木麻子『ランチのアッコちゃん』
柚木麻子『ランチのアッコちゃん』読了。表題作含む4つのお話を収録。
— yuko@読書 (@book_yuko) 2018年10月26日
上司から『ランチの交換』を持ちかけられたことで、変わり映えのしなかった主人公の日常が動き出す。ランチって時間の制約もあったりして食べるものが固定されがちだけど、こうやって他の人と交換してみたら世界広がるだろうな。 pic.twitter.com/3IfMXTDvMn
あぁーいいなぁランチの交換。私の地味弁で良ければ誰か交換しませんか?笑
ていうか誰かにお弁当作って欲しい。一人暮らししてると、たまにでいいから他人の作った料理(家庭料理なら尚良し)が食べたくなる。続編も読みたい。
10月はこんな感じでした。読みたい本ばかり増えていく今日この頃。