読書記録【2018.11】
11月に読んだ本たち。
森見登美彦『太陽の塔』読了。久々の再読。
— yuko@読書 (@book_yuko) 2018年11月1日
森見さんの描く男子大学生はどうしてこうも自意識過剰で、むず痒くて、個性的で、愛おしいのだろう。恋愛に溺れることを拒絶する一方で、それにひどく憧れていることを隠しきれてない彼ら。妄想と現実の狭間でうごうごしている彼らが個人的には大好きです。 pic.twitter.com/1B3T7RadEO
再読本。大学生独特の空気感が懐かしくなる。不器用な男たちがわりとツボです。友達になりたい。
自分の時間を取り戻そう―――ゆとりも成功も手に入れられるたった1つの考え方
- 作者: ちきりん
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2016/11/26
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- この商品を含むブログ (3件) を見る
ちきりん『自分の時間を取り戻そう』読了。
— yuko@読書 (@book_yuko) 2018年11月7日
仕事や家事全てにおいて「生産性」を高めることで、自分のやりたいことをやる人生を実現できる。そのための指南書。
内容は、賛成できる部分と「そうかな?」と思う部分がどちらもあって、いちいち考えながら読むので読み終えるのに時間がかかった。 pic.twitter.com/khV4gJaGm4
時間のやりくりについて考えることが多かったので購入。私が求めていたのは高生産性の生活だったのだと腑に落ちた。とりあえずお掃除ロボット欲しい。
有川浩『フリーター、家を買う。』読了。ドラマにもなった本作ですが、今更ながら読みました。
— yuko@読書 (@book_yuko) 2018年11月9日
ダメな主人公の成長物語、そして一つの家族の再生物語でもある。
幾度となくぶつかり合う家族の姿にハラハラしつつも、最終的に家が買えるのかどうか、ワクワクしながら読んだ。ドラマも見てみよう。 pic.twitter.com/vsQIV4vCC2
有川さんファンなのに読めてなかった作品。今まで何となく食指が動かなったからなんだけど、読んでみてやっぱり有川さんの本はハズレがないと実感した。主題からは外れるかもしれないけど、うつ病の回復には家族の支えが必須だなーと思ったりした。
「私が笑ったら、死にますから」と、水品さんは言ったんだ。 (ポプラ文庫ピュアフル す)
- 作者: 隙名こと
- 出版社/メーカー: ポプラ社
- 発売日: 2018/09/05
- メディア: 文庫
- この商品を含むブログを見る
隙名こと『「私が笑ったら、死にますから」と、水品さんは言ったんだ。』読了。サイン本です。
— yuko@読書 (@book_yuko) 2018年11月15日
笑わない美少女・水品さんと謎のバイトをめぐる、ライトな日常系ミステリーかと思いきや…?
後半、次第に現れてくるある大きなテーマにはとても考えさせられるお話。クライマックスは一気読みでした。 pic.twitter.com/gVQekgRxKj
ツイッターでよく見かけたので読んでみた。作者の隙名ことさんが私と同じ県にお住まいということで、密かに応援中。
ライトな語り口と、後半の大きなテーマのギャップが意外な作品。
仕事で必要な「本当のコミュニケーション能力」はどう身につければいいのか?
- 作者: 安達裕哉
- 出版社/メーカー: 日本実業出版社
- 発売日: 2017/08/24
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- この商品を含むブログ (1件) を見る
安達裕哉『仕事で必要な「本当のコミュニケーション能力」はどう身につければいいのか?』読了。
— yuko@読書 (@book_yuko) 2018年11月17日
仕事を円滑に進めるためのコミュニケーションルールがライトにわかりやすく解説されている。
相手を深く知ろうとすることが大切。
自分の言動は相手にどう映るのか、意識することを忘れずにいたい。 pic.twitter.com/FXecY4G720
仕事って基本的に一人じゃできないから、コミュニケーション超重要じゃないですか。今後に生かすための勉強がてら読了。ちょっと一言添えるとか、こまめにお礼を言うとか、そういう工夫を忘れたくないなぁ、と思う。
中脇初枝『きみはいい子』読了。
— yuko@読書 (@book_yuko) 2018年11月24日
虐待をはじめ、様々な不和を抱える親子関係を描く5つの短編集。
幼い娘に手を上げてしまう話が一番読んでて辛かった。もしかしたらいつか自分も、って考えてしまって。
でも、どの話もほんの少し希望が見えるのが救い。
大丈夫、みんないい子だよって言いたくなる。 pic.twitter.com/VM9bPnyoBK
この作品に出てくる親子はみんな自分がなりうるかもしれなくて、リアリティがあるからこそ読んでいて辛い部分もあった。けど、最後にほんの少し希望が見えるから読後が不快にはならない。
親子だからって上手くいくばかりではない。親子だからこそ、近過ぎて傷付けあうこともある。それでも、自分はわるい子だなんて思わなくていい。
最近面白かった漫画は「彼方のアストラ」。
— yuko@読書 (@book_yuko) 2018年11月27日
とある出来事から宇宙に飛ばされてしまった主人公たちが、故郷に帰るために奮闘するお話です。
成長・冒険物語として楽しく読める一方、何故彼らが宇宙に飛ばされたのかという謎解きはとてもシリアス。
5巻完結してるので一気読みできます。皆様も是非…! pic.twitter.com/dXGAmlx66j
番外編。漫画です。
ツイッターである方がおススメしていたので読んでみたもの。シリアスなテーマなのにちょくちょく出てくるギャグテイストで笑わずにはいられない。しかも彼らが楽しそうなので、宇宙で遭難しているという場面設定を忘れそうになる。おススメされていただけあって面白かった!
ちょっと待ってもう12月が半分終わるよ?今年の総括とか書けたら…いいな…