広島への旅。―坂本真綾 Open Air Museum 2017―
「第34回世界遺産劇場-嚴島神社-平清盛生誕九百年 前年祭―坂本真綾 Open Air Museum 2017」
行って来ました。
北関東からはるばる広島へ、一泊二日の弾丸旅行。
ライブの感想やら、ちょっとだけできた広島・宮島観光の話やらを書いていきます。
〈6月3日 ~1日目~〉
特急と新幹線を乗り継ぐこと約5時間、ようやく広島駅に到着。ホテルに荷物を置きに行くため広島電鉄に乗り、八丁堀で降りたら人がたくさんいるし屋台は出てるしで混雑していて。何事かと思ったらその日は『とうかさん大祭』というお祭りがやっていたらしく、浴衣を着た女の子たちがそぞろ歩きしてました。なかなか前に進めず、ホテルまで思った以上に時間がかかってしまい思わぬタイムロス。しかし浴衣は良いから許す。
荷物を置いて再び広島駅に戻り、今度は宮島へ。潮風に吹かれながら、約10分間の船旅。
この時の潮風が気持ち良くて。日も暮れかかっていたおかげで暑くもなくすごく爽やかなひとときでした。
宮島に着いて、まずは厳島神社へ。
朱塗りが色鮮やかで綺麗。
お天気も良くて、朱色がよく映えていました。
夕飯は『芝居茶寮 水羽』さんにて、名物あなごめし。タレがいい味付けで、美味しかったです。
鹿が普通に歩行中。
いよいよ開場、そして開演。
ステージに現れた真綾さんは白いワンピース姿。久しぶりの生真綾さんが美しくてもう感激。
始まりは『おかえりなさい』から。 この歌詞がね、ここのところ仕事の疲れとかその他もろもろいろんなことで弱っていた心の琴線に触れてしまって、もう既に泣きそうになった。
その後の『ダニエル』のサビにも泣きそうになり、『僕たちが恋をする理由』のイントロで遂に泣いた。いや頑張って隠したけどさ。完全に私を泣かせに来ているセトリだった。
夕暮れから夜に移り変わっていく時間の神秘的な感じと、空気の涼やかさと、厳島神社の荘厳さと、真綾さんの美しさと。
全てが相まって、ものすごい癒し効果でした。満たされた、とても幸せな気持ちになれた。感動。
『光あれ』の力強さに励まされ、『プラチナ』、『シンガーソングライター』で楽しい気分になり、最後は『ユニバース』でしっとりと終了。
あっという間の1時間半でした。もっと聴いていたかったなぁ。
帰りのフェリーの中でも、その感動にずっと浸っていました。行く前は体調が思わしくなかったりして出かけるのがちょっと億劫に感じたりもしてたけれど、これは本当に行って良かった。真綾さん一生ついて行きたい。
♪セットリスト
01.おかえりなさい
02.ループ
03.ロマーシカ
04.ダニエル
05.うちゅうひこうしのうた
06.僕たちが恋をする理由
07.奇跡の海
08.ヘミソフィア
09.Million Clouds
10.まきばアリス
11.光あれ
12.プラチナ
13.シンガーソングライター
14.ユニバース
〈6月4日 ~2日目~〉
お昼過ぎには帰りの新幹線に乗らなければならないため、午前中だけ観光。
この日の目的は平和記念公園。ホテルを出て、広電で『原爆ドーム前』へ。
広電を降りると、本当にすぐ目の前に原爆ドームがありました。
晴れた空の下、静かに佇んでいました。
川沿いを歩きながら、じっくりと観る。
今、こうして何事もなく旅行できていることに感謝しつつ。
ここでたくさんの人が亡くなったり苦しんだりしたんだと思うとまた泣きそうになりました。昨日から涙もろい私。一人旅で、多少感傷的になっているというのもあるけれど。
今は川沿いで遊んでいる親子連れがいたり、ランニングしてる人がいたりして、見えている景色は平和そのもので。このままの平和がずっと続けばいいなぁなんて思いながら、平和記念公園へ向かいました。
お散歩がてら、公園内をゆっくりと歩いて、平和記念資料館へ。
ここに来たのは高校の修学旅行以来だから、約10年ぶりくらい?リニューアル中ということで、記憶とはだいぶ違っていました。
中にはオバマ前大統領の影響もあってか、外国人観光客の方々がたくさん。彼らの目に、あの展示はどう映ってるんだろうなぁ。
一つ一つじっくり見ていたら時間があまりなくなってきてしまったため、後ろ髪を引かれつつ資料館をあとにしました。またいつか絶対来よう。
お昼ご飯は迷った末、近くにあった『握手カフェ』へ。
お好み焼きをスティック状にした『オコス』と、『瀬戸内レモンソルベ』をいただきました。美味しかった!
ついでに隣接していたお土産屋さんでいろいろ購入。広電で広島駅に戻り、あっという間に新幹線の時間。
そんな感じの、一泊二日の弾丸ツアーでした。
広島いいところだなぁ。また行きたい。
真綾さんの歌と厳島神社の神秘的なパワーに癒された、良い旅になりました。