桜花雑貨店

本とか音楽とか考えたこととか。

近況。

お久しぶりの更新です。
いろいろ一段落ついたので近況のご報告をば。


公務員試験は残念な結果に終わりました。
一応補欠という形ですが、あまり期待していないので、早速次に進むための準備を始めているところです。
また来年チャレンジするつもり。


試験が終わったので、しばらく手をつけられていなかった積読たちをもりもり読みました。
読みたい本を読めるって幸せ。

今は坂本真綾さんの『満腹論』を再読中です。
ずっと読み返したくてようやく読めた。
真綾さんの書く文章がやっぱり好きです。


それから
森見登美彦さん作品の聖地巡礼も兼ねた京都旅行にも行ってきたので、後でその話も詳しく書けたらなぁと思っています。


そんな感じの近況でした。
また新たな目標に向かってチャレンジする日々が始まりそうです。

今年に入ってから読んだ本たち。

今年に入ってから読了した本5冊をご紹介。
 
夢を「10倍速」で実現する方法

夢を「10倍速」で実現する方法

 

 

ソフトバンク社長室長として、孫社長を長年見てきた三木雄信さんの本。夢を実現するために必要なノウハウがつまっています。

起業を考えてる人、何か自分で新しいことを起こそうとしてる人にオススメです。
 
「競争相手の少ないジャンルを探して、まずはそこでナンバー1になる」
「知らない人でも積極的に会いに行く。何かをしようと思ったらまずはその分野の人に話を聞きにいく」
など、挙げられているノウハウは実行できそうなものばかり。いきなり大きな目標を目指すのではなく、まずは小さな行動から始めてみることが大切なんだな、と。目標を前にして難しく考える前に、まずは小さくても行動してみることが大事ですね。
 

 

イルミネーション・キス (双葉文庫)

イルミネーション・キス (双葉文庫)

 

 

リバーズ・エンド」の頃から好きな橋本紡さん。
キスがテーマの短編集。様々な人たちが、それぞれの場所で過ごす毎日を切り取っています。私は『ハウスハズバンド・キス』が一番好き。専業主夫のお話なのですが、ここのところ男性の育休が話題になっていることもあり特に印象的でした。
仕事と、子育てと、自分たちの日々の生活と。それらをパーフェクトにこなすことは今の日本じゃ難しくて、何かしらは捨てなくちゃいけなくて。けど捨てることにも戸惑って、それでも何とか折り合いをつけて生きている。そんな中で、全部完璧ではないにしても、美味しいご飯と家族の笑顔があれば幸せなんだよね。一番最後のシーンがすごく良かった。
 

 

書店男子と猫店主の長閑なる午後 (集英社オレンジ文庫)

書店男子と猫店主の長閑なる午後 (集英社オレンジ文庫)

 

 

書店、猫、メガネ男子という素敵三拍子につられて購入。さくっと読めました。少しファンタジーも入っているのでそちらが好きな方にもおすすめ。しかしこの三拍子はどうしてこんなに魅力的なんだろうか…。
 

 

推定脅威

推定脅威

 

 

第21回松本清張賞受賞作。自衛隊戦闘機をめぐる事件を解き明かしていくミステリー。
途中専門用語が出てきて、航空機の知識がからっきしな私は「ん?」ってなりましたが、知識がある程度ある方は楽しめるかも。もちろん、知識がない私でもストーリー自体は楽しく読めました。
 

 

今日も一日きみを見てた

今日も一日きみを見てた

 

 

作家の角田光代さんによる、飼い猫トトとの日常エッセイ。
まず、トトがかわいい。表紙や本のところどころにある写真はもちろん、文章の中に登場するトトの行動もかわいらしい。
角田さんの文章も読みやすくて好きです。
うちにも猫がいるけれど、トトにちょっと似てるなぁと思いながら読みました。布団に入ってこないとか、ご飯食べてるとテーブルに乗ってじっと見てるとか、運動神経がちょっと鈍いところとか。
けどそういうちょっとしたことが面白くてかわいいんだよなぁ、とニヤニヤ。
全体を通して、角田さんのトト愛がにじみ出ていました。
 
 
今は出口治明さんの『「全世界史」講義』を読んでいます。高校の選択は日本史だった私は読み進めるのにだいぶ苦労しています。なんせカタカナが苦手なもので…。
勉強にはなるし、知らないことを知るのは楽しいのでじっくり読んでいこうと思います。
 

今年の目標。

2016年になりました。今年もよろしくお願い致します。

 

今年の目標。

・本を50冊読む。

・無駄遣いをしない。

・読書会などにより積極的に参加する。

・転職関係の試験を成功させる。

・自分の意見をしっかりと持った人になる。

・穏やかだけど芯のある女性を目指す。

 

今年は転職のための試験を控えているため、自分にとっては挑戦の一年。

自分の夢を掴むためにも、妥協せず精一杯努力したいと思います。

 

本は昨年は24冊しか読めていなかったので、今年はもっと時間を有効に使っていきたいです。読みたい本が増えていく一方なので、これからは気になったらすぐ買って読むようにしたいですね。お財布が許す限りですが…。

 

目標の最後2つは、自分の内面について。

かっこいい女性って憧れます。強さと優しさを兼ね備えていて、ユーモアのセンスもあって、仕事も出来て…みたいな。そんな女性になりたい。

今はまだまだ遠い私ですが、今年一年間で少しでもそんな女性に近づけるよう頑張ろう。

 

そんな今年の目標でした。

今年もたくさんいいことがありますように!

読書会その2。

 先日、久しぶりに読書会に参加してきました。今回は2回目。

半分以上初対面の方でしたが、今回もいろいろな本を教えていただき嬉しい限りです。

仕事についての刺激的な話も聞けたし。満足満足。

感化されやすい性格の私はもう既に何かやり始めたい気分です。とにかく動いてみることってほんと大事だなぁと。

けど今はとにかく試験勉強頑張らなきゃ。

 

お店はずっと気になっていたところだったので今回行けて良かった!

パスタをいただきましたが美味しかったです。意外と辛くてちょっと意外だったけど。

他のメニューも食べてみたいなぁ。

 

今回の読書会で、私は「動物関係の本」という自分なりのテーマをもとに、何冊か本をご紹介させていただきました。その中の一冊がこれ。

 

 

 片野ゆかさんの「動物翻訳家」。

4つの動物園を舞台とした、飼育員さんたちのノンフィクションです。

私がこの本を読むまで知らなかったのは、「環境エンリッチメント」という概念。本文から引用させていただくと、

『動物園の飼育環境を充実させて動物たちの精神的、身体的な健康を向上させる取り組みのこと』

だそうで。

実際、この本に登場する飼育員さんたちは誰もが、動物園で生きる動物たちの幸せな生活のために尽力されています。そこにとてつもないプロ意識を感じました。

ただ単にエサをやって掃除して、というだけではなく、生活環境を野生と同じに整えたり、より良いエサを探し求めたり、動物たちが求めているものを設置してあげたり…

その行動はまさに、動物たちの気持ちを代弁する翻訳家そのもの。

今まで動物園の動物たちにはたくさん楽しませてもらってきましたが、その裏にこういった飼育員さんたちの努力が隠されていたんだなと思うと本当に頭が下がる思いです。

これからももっと動物園が面白くなることに期待しています。「動物園の動物はかわいそう」なんて言われないくらいに。

 

 

今回も読書会に参加できて良かったです。やっぱり皆さん行動力があったり、趣味を全力で楽しんでいたり、本当にいろんな方がいるのでエネルギーをたくさんもらえるんですよね。今後も継続的に参加していきたいです。

予備校に通い始めた話。

ずいぶんとお久しぶりです。

いろいろと書きたい気持ちはあったものの、なかなか手を付けられないままあっという間に月日は過ぎ…

気が付けば11月に突入していました。時の流れって恐ろしい。

 

そんな言い訳はさておき。

実は先月から予備校に通い始めました。

なんのためかというと、ずばり転職のため。

 来年の公務員試験、国立大学職員の試験を受けようと思っています。

 

それは突然思いついたことではなくて、前から何となくは考えていて。

というのも私、3年前に一度市役所の試験に失敗しているのです。

当時は大学4年生で、筆記は受かったものの最終の面接で落ちて。

そこからなかなか就職先が見つからなかった中で、ようやく今の会社に拾ってもらったという経緯があります。

 

今の仕事が嫌なわけではなく、むしろ本当に恵まれた環境にいるな、とは思います。

お給料はそんな多くないけど勤務条件は悪くないし、人間関係も良好だし。

だけど働いていく中で、ずっとこの仕事を続けていくことへの疑問はだんだん大きくなっていって。

そしてそれと比例してまちづくりへの興味がどんどん湧くようになっていて。

4年生の時の失敗がどうにも忘れられないまま、ずっと過ごしてきました。

 

おまけに周りには市役所職員など公務員になった人が何人かいて、その人たちの仕事の話を聞くたびに、羨ましい気持ちと同時に悔しい気持ちや妬ましい気持ちを抱くようになってしまい。

これじゃいけないな、とは思いつつも気持ちは抑えられずどうしたものかと思っていました。

「自分はこの人たちより下なんだろうか」なんて卑屈なことを考えてみたりもした。

 

けどある時ふと気づいたのは、

「そんなに悔しいなら同じラインに立てるように努力すればいいじゃん」

ということでした。

何もしていないくせに勝手に悔しがって卑屈になってる場合じゃないな、と。

私も同じ場所に立ちたい。

初めて仕事をすることに関しての夢ができました。

 

同時にもう一つ別の夢があって。

その夢を叶えるためにはどちらにしろ今の仕事は辞めなければいけないことになっていたので、どうせ転職するならもう一度チャレンジしてみよう!と思い立ったのです。

 

で、本格的に行動を起こすため、まずはきちんと勉強しようと思い予備校に通い始めたわけであります。

あーここまで長かった。

完全な自分語りでしたね。読ませてしまった方がいたら本当にすみません。

けどこうやって考えてたことを文字にできて、少しすっきりしました。

 

もちろん予備校に通い始めたからといって安心してはいけないと思うし、何より仕事しながらの受験勉強になるのでどうしても学生や浪人生よりは勉強時間が少なくなってしまうというハンデはあります。

それでも私はチャレンジしてみたい。

 

そんな決意表明代わりの自分語りでした。

来年の手帳を買いました。

今年もあと100日弱だそうで。

一年が経つのは本当に早いものですね。

 

ということで、先日来年の手帳を購入しました。

今回はこちら。

 

 私はこのシリーズのベージュにしました。

シンプルさと可愛らしさを兼ね備えたカバーに一目惚れ。

 

ここ2年はほぼ日手帳を使っていたのですが、こちらのカバーが気に入ってしまったので来年はEDiTで。

手帳は日記代わりやいろいろな記録をするのに使いたいと思っているので、1日1ページなのは譲れないポイント。

それでほぼ日を使っていたのですが、EDiTでもそれはクリアしているので満足です。

もう既に来年が楽しみ!

 

それと同時にもう一つ。

同じくEDiTシリーズの「本よむEDiT」も仲間入りしました。

 

 

読書記録をするためのノート。

表紙がハードカバー本のようにしっかりしています。

今、読書記録はブクログ - web本棚サービスさんでやっているのですが、やっぱりアナログで記録を残したいなという思いがあり。

この「本よむEDiT」は、タイトルや読了日などの項目があらかじめ記載されているので、ただのノートに書くより使いやすそうなところがポイント。

読書ライフがますます充実しそうです。

 

こうやってお気に入りのものが増えていくのは幸せなことだよなぁ。

自分に必要な、お気に入りのものだけに囲まれて暮らしていたい。

他人に期待しないこと、求めないこと。

ここ最近、「他人に期待しないこと、求めないこと」って簡単そうで実はすごく難しいことだな、と思っています。

何だかんだ言って他人に期待してしまうことが多い。ああしてほしいとか、こう言ってほしいとか。

それが達成されないと、怒ったり拗ねたりイライラしたりして。不機嫌な態度取ってアピールしてみたり。ずいぶん子どもだったなぁ。

さすが大人になってからは、明確に態度に出したりはしなくなりましたが、やっぱり家族とか近しい間柄の相手にはついワガママな部分が出てしまったりするんですよね。どうしても身内には期待のハードルが高くなってしまう。

近しい人ほど大切にしたいのにね。

 

以前の私は、そうやって他人に期待しては思い通りに行かなくてイライラしていました。

けどある時から、その人はその人のやり方に従って動いているだけであって、結局私が勝手に期待して勝手にイラついていただけなんだと気付いて。

それからは、意識して他人に期待しないようにしています。無意識に求めてしまっていることもまだまだありますが…

 

期待しない、と言っても「どうせ無理だろ」みたいなマイナスな意味ではなくて。

「まぁそうしてくれなくてもしょうがないかな、けどもししてくれたら嬉しいな」くらいのスタンスです。

要は自分の意識次第なんですよね。他人の行動をどう捉えるかっていう。

他人は変えられないのだから、自分の意識を変えたほうがよっぽど手っ取り早いな、とつくづく思う。

 

そもそも自分自身を振り返ってみても、必ずしも他人からの期待に応えられてるわけでもないし。それなのに自分は他人にいろんなことを求めてるっていうのもおかしな話だな、と。

こういうことに気付けるようになった点では多少成長したのかな、なんて。

 

そんなことを仕事帰りの車中で考えたのでした。

何だか他にも考えたことがあったような気がしなくもないのですが、私の残念な感じの記憶力ではここまで。

また思いついたら書き足そう。